パチンコホールの来店ポイントにも言及…「総付景品等の提供に関するガイドライン」を改訂、10月より施行へ

今年の4月頃に浮上した「来店ポイント問題」に関する明確な線引きが出来た模様―――

・全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)
・日本遊技関連事業協会(日遊協)
・日本遊技産業経営者同友会(同友会)
・余暇環境整備推進協議会(余暇進)
・パチンコチェーンストア協会(PCSA)

上記の5団体が9月4日付けで「総付景品等の提供に関するガイドライン」
合意した事が明らかになりました。

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今回のガイドラインでは、総付景品について明文化されたものです。
そもそも「総付景品」というのは、来店した客全員に配布する景品のことを指し
大きな意味で「粗品みたいなもの」だと考えて頂ければ問題無いと思われます。

パチンコホール側が客に対して配布出来るものと言うのは限り無く狭い範囲で限定されており、
地域によっては一切の配布が禁止されている場合も往々にしてあります。

そういった地域では「配布するのなら必ず全来店客に均等に配布しないとNG」だったり
「射幸心を煽る目的が含まれているのでNG」とパターンは様々です。

ホールへ来店した際、端末を操作することによってポイントを貯める事が出来るサービス
「来店ポイント」も対象になり、一時は実施ホールでの来店ポイントサービスが
中止する事態にまで発展しています。

今回のガイドライン合意で明確な線引きがされた事によって、
来店ポイントに関する今後の指標が出来たと言っても過言ではありません。

以下はガイドラインから「来店ポイント」に関する部分を抜粋

1.
同一日に付与できるポイントは、1ポイントとし、
ポイントの価値に対応する金額は、20円以下とする。

2.
ポイントの累積により提供される景品の価額は、1万円以下とし、
その種類は、一般に流通している物品(現金及び有価証券を除く。)とする。

来店ポイント(サービス)を提供するのはホールでも第三者機関でも構わない、
とも記載されていますので、ホール側としても今後の対策を打ちやすいのでは?

【総付景品等の提供に関するガイドライン】

 総付景品及びそれに類するもので集客を目的として提供する景品(以下「総付景品等」という。)を
提供する場合において、当該総付景品等の提供が、
著しく射幸心をそそるおそれのある好意とならないものとするため、
全日本遊技事業協同組合連合会、社団法人日本遊技関連事業協会、
一般社団法人日本遊技産業経営者同友会一般社団法人余暇環境整備推進協議会、
一般社団法人パチンコチェーンストア協会(以下「ホール5団体」という。)は、
以下のとおり総付景品等の提供に関するガイドラインを作成し、
ホール5団体及び各団体に属するぱちんこ店の営業者、代理人、使用人その他の従業者は、
これを遵守し、誠実に履行する義務を負う。

(総則)

第1条 総付景品等の提供に当たっては、風俗営業等の規制及び業務適正化等に関する法律
(昭和23年法律第122号。以下「風営法」という。)
並びに同法に基づく命令(告示を含む。以下同じ。)
及び都道府県条例並びに同法に基づく命令及び都道府県条例の運用に関する行政当局の通達のほか、
不当景品類及び不当表示防止法(昭和37年法律第134号)及び同法に基づく命令並びに
同法及び同法に基づく命令の運用に関する行政当局の通達に反しないこととする。

(総付景品等の種類)

第2条 提供することのできる総付景品等の種類は、次の各号に掲げるものであって、
自店舗において賞品として提供していないものに限るものとする。

1. 菓子類
2. 飲料
3. ティッシュその他の日用雑貨
4. ポイント
(その累積数に応じて物品の提供を受けることができるものであって、
提供者がいかなる立場の者であるかを問わず来店行為にもとづいて付与されるもに限る。)

(総付景品等の内容)

第3条 総付景品等の内容は、善良の風俗、
清浄な風俗環境又は少年の健全な育成に障害を及ぼすおそれのないものとする。

(ポイント以外の総付景品等の価額)

第4条 総付景品等(ポイントを除く。以下この条において同じ。)の価額は、
200円以下とし、同一日に総付景品等に加えてポイントの付与も行う場合は、
提供される総付景品等の価額と付与されるポイントの価値に対応する
金額を合算した額を200円以下とするものとする。

総付景品等の価額の算定は、次の各号のいずれかによることとする。

1. 当該総付景品等と同じものが市販されている場合は、当該総付景品等の提供を受ける者が、
それを通常購入するときの価額(いわゆるディスカウント価格を含まない。)による

2. 当該総付景品等と同じものが市販されていない場合は、
当該総付景品等を提供する者がそれを入手した価格、
類似品の市価(いわゆるディスカウント価格を含まない。)等を勘案して、
当該総付景品等の提供を受ける者が、それを通常購入することとしたときの価格を算定し、その価格による。

3. 総付景品等の提供に当たっては、当該総付景品等の価額について十分な疎明資料を用意することとし、
行政当局から当該総付景品等の価額の算定その他の事項について説明の要請があった場合は、
誠実に対応するものとする。

(ポイントの価値等)

第5条 

1. 同一日に付与できるポイントは、1ポイントとし、
ポイントの価値に対応する金額は、20円以下とする。

2. ポイントの累積により提供される景品(以下単に「景品」という。)の価額は、1万円以下とし、
その種類は、一般に流通している物品(現金及び有価証券を除く。)とする。

3. 前条第2項の規定は、景品の価額の算定について準用する。

4. ポイントの付与及び景品の提供に当たっては、
ポイントの価値及び景品の価額について十分な疎明資料を用意することとし、
行政当局から当該ポイントの価値及び景品の価額その他の事項について説明の要請があった場合は、
誠実に対応するものとする。

(総付景品等を提供することができる日数)

第6条 営業所内外において総付景品等を提供することができる日数は、
次項及び第3項に定める場合を除き、次の各号のいずれにも該当しないものとする。

1. 一月内における提供日数が1日(開店披露、創業記念等の行事に際して提供する日数を含み、
1月1日から1月3日までの日についてはこれに算入しない。)を超えること。

2. 1月1日から1月3日までの3日間を除き、複数日にわたり連続して提供すること。

3. 営業所内においておしぼり、湯茶、ポケットティッシュ、うちわ、マスク、あめ玉の提供及び
ポイントを付与する場合においては、当該総付景品等を毎日提供・付与することができるものとする。

4. 営業所外においてポケットティッシュを提供する場合においては、
その提供日数は、次の各号のいずれにも該当しないものとする。

一 一月内における提供日数が1日(開店披露、創業記念等の行事に際して提供する日数を含み、
1月1日から1月3日までの日についてはこれに算入しない。)を超えること。

ニ 1月1日から1月3日までの3日間を除き、複数日にわたり連続して提供すること。

(総付景品等の提供方法)

第7条 総付景品等の提供方法は、次の各号のいずれにも該当しないものとする。

1. 遊技客のみに提供すること。

2. 広告・宣伝物に交換チケットを付けるなどして、
当該チケットを所持する者等特定の者のみを提供の対象とすること。

3. 遊技の結果に応じて提供し、又は提供する総付景品等の価額を変更すること。

4. ぱちんこ営業に係る賞品の提供と同時に提供すること。

5. 同一の提供日のうちに同一の者に対して複数回にわたり提供すること
(ただし、営業所内においておしぼり、湯茶、ポケットティッシュ、
うちわ、マスク又はあめ玉を提供する場合を除く。)

6. 自店舗内の賞品カウンターで提供すること
(営業所内においてポイントを付与する場合を除く。)。

7. 同一の営業者が複数の営業所でぱちんこ店を営む場合において、
総付景品等を来店ポイントの累積数に応じ提供するときの当該来店ポイントの累積に関し、
複数の営業所で付与された来店ポイントを合算する事。

(景品の提供方法)

第8条 前条第一号、第二号、第四号及び第六号の規定は、景品の提供方法について準用する。

(証票の取扱い)

第9条 ポイントの付与を行おうとするぱちんこ店の営業者は、
当該ポイントに係る累積数を記録するカードその他の証票等について、所有者の氏名を記載するなど、
第三者への売却及び第三者の使用を防ぐための措置を講ずるものとする。

(射幸心をそそる広告、宣伝等の禁止)

第10条 総付景品等(ポイント及び景品を含む。)を提供することに関して、
射幸心をそそる広告、宣伝等は禁止する。

(不遵守会員等への指導)

第11条 ホール5団体に属するぱちんこ店の営業者、代理人、使用人その他の従業者が、
その営業に関し、本ガイドラインに反した総付景品等の提供を行った場合、
ホール5団体は、自らの責務として、直ちに当該ぱちんこ店の営業者に、
今後同様の違反行為を行わないことについて指導するものとする。

(ガイドラインの改訂)

第12条 風俗環境の変化、法令等の改正、本ガイドラインに係る遵守状況その他の事情により、
本ガイドラインについて改訂が行わなければ、善良の風俗、清浄な風俗環境又は少年の健全な育成に
障害を及ぼすおそれがある場合その他必要がある場合には、
ホール5団体は、自らの責務として、速やかに本ガイドラインを改訂するものとする。

(ここまで、ガイドラインを全文記載)

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